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2023/08/01 お知らせ

社会福祉法人小樽北勉会は、法人設立翌年の1982年に特別養護老人ホーム望海荘を開設しました。当時の小樽市における高齢化率(全人口に占める65歳以上の高齢者の割合)は、11%程度でしたが、2000年には23.4%となり、小樽市は超高齢社会に突入しました。その後も、高齢化率は上昇の一途をたどり、2020年には41.2%となり(全国平均28.6%)、小樽市は北海道内主要10市の中で最も高齢化の進んだ都市になりました。

このような超高齢社会の中で、社会福祉法人小樽北勉会は、高齢者とそのご家族の皆様の要望に応えるために、高齢者福祉事業を展開して参りました。

現在では、特別養護老人ホームリバーサイドなんたる(旧望海荘)、同朝里温泉、同東小樽に加えて、地域密着型のラポールなんたるとラポールゆらぎの里を運営して、特別養護老人ホーム5施設の定員は計338名となっております。さらに、軽費老人ホーム(ケアハウス)、デイサービスセンター、ショートステイとホームヘルパーステーションに加えて、居宅介護支援事業所と小樽市東南部地域包括支援センターも運営し、多様な福祉サービスを通じて、在宅高齢者も支援しております。

多くの高齢者はそれぞれ病いを抱え、また、感染症に罹患しやすいので、体調の変化には気をつけなければなりません。小樽北勉会では、切れ目のない福祉と医療を実現するために、医療法人勉仁会と緊密な連携のもと、誤嚥性肺炎等の感染症や内科疾患、および、認知症等に対応し、歯科治療と口腔ケアも行なっております。

私どもは、高齢者の生活と人格を尊重し、優しい心で接するとともに、多様化する介護ニーズに対応し、利用者の皆様にきめ細かいサービスが行き届くように、常に研鑽し、資質向上に務めております。利用者とご家族の皆様に満足していただけるように、今後とも一層努力して参る所存です。

社会福祉法人 小樽北勉会
理事長 中垣 葵

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